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弁護士刺殺「警官に問題」業過致死容疑で告発 秋田

2011年1月8日13時40分

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 昨年11月に起きた秋田市の弁護士津谷裕貴さん(当時55)刺殺事件で、秋田県外の弁護士2人が、現場にいた秋田県警機動捜査隊の警察官2人を業務上過失致死の疑いで告発し、秋田地検が受理したことが8日、わかった。告発状は、駆けつけた警察官の対応に問題があったために津谷さんが死亡したなどとしている。

 事件は11月4日に発生した。秋田市の無職菅原勝男被告(66)が津谷さんの自宅に侵入。津谷さんの胸などを剪定(せんてい)ばさみで突き刺し、殺害したとして殺人などの罪で起訴されている。

 遺族らは、警察官が駆けつけた際、通報した津谷さんの妻(53)も含め3人がもみ合っている中で、警察官が勘違いして津谷さんを取り押さえ、その間に殺害されたと主張、警察官の対応を問題視している。

 県警は検証結果を県議会で報告。「秋田県警の力不足」としたものの、警察官の現場対応については問題がなかったとしている。

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