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千葉県鎌ケ谷市に“佑ちゃんミュージアム”建設構想が16日、持ち上がった。プロ野球日本ハムのドラフト1位・斎藤佑樹投手(22)=早大=ら新入団選手の歓迎式典が同日、ファイターズタウン鎌ケ谷で行われ、新人6選手から転入届を受け取った同市の清水聖士(きよし)市長(50)が「2軍の寮から巣立った選手のグッズを集めて、ミュージアムを作りたい」との構想を明らかにした。鎌ケ谷に起きた“佑ちゃんフィーバー”を一過性のものに終わらせず、町おこしにつなげるプランだ。
斎藤佑樹が1軍に昇格し北海道へ行ってしまうのが時間の問題であることは、鎌ケ谷市民もよく分かっている。しかし、ここまで盛り上がった“佑ちゃんフィーバー”を自然消滅させたくはない。清水市長は、国民的な人気者が滞在する短い時間を、形として残す構想を明かした。
「佑ちゃんだけではないが、ファイターズの寮から巣立った選手のボールやバットなどを集めてミュージアムを作れれば、と思います。汗と血にまみれたグラブとか…。ここで激しい練習を積んで1軍で活躍するようになったことが、(ファンに)伝わると良いと思います」。スター選手の下積み時代の足跡を形にしたミュージアム、というのがコンセプトとなりそうだ。
清水市長は気温4度の鎌ケ谷スタジアムで行われた歓迎式典で、佑ちゃんら新人6選手から転入届を受理。歓迎のしるしとして鎌ケ谷市名産の梨を贈呈し「辺りは梨畑。選手の皆さんを誘惑するような施設は全くございません。ここで基礎をきっちり鍛えて、早く1軍に上がって頑張ってほしい」とエールを送った。
佑ちゃんは式典あいさつで本音を言った。「早々に申し訳ないですが、早く北海道に行きたいです。鎌ケ谷の皆さんが嫌いなわけではありませんが」。だが、過去最多1万1000人の来場者からは温かい笑いが起きた。
清水市長のミュージアム設立構想は現時点ではまだ具体化していないが、鎌ケ谷駅前、新鎌ケ谷駅前、鎌ケ谷スタジアム周辺などを候補地と考えている。この日だけでも「日本ハムファンクラブ」に約50人、「ファイターズ鎌ケ谷の会」に100人以上が入会した。市民の望む声をバックに、ミュージアムが実現する可能性は十分にありそうだ。
(2011年1月17日06時01分 スポーツ報知)
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