午前５時４６分、各地で追悼行事　震災１６年　

阪神淡路大震災１．１７のつどいで、ろうそくの火で浮かび上がった「１９９５　１．１７」の文字＝１７日午前５時４６分、神戸市中央区の東遊園地（撮影・斎藤雅志）

　６４００人以上が亡くなった阪神・淡路大震災は１７日、発生から丸１６年を迎えた。被災地では発生時刻の午前５時４６分に合わせ、各地で追悼行事が行われた。

　午前５時、神戸市中央区の東遊園地では、市と市民団体などが主催する「阪神淡路大震災１・１７のつどい」が始まった。会場を訪れた参加者らが用意された竹筒にろうそくをともすと、闇に「１９９５　１・１７」の文字が浮かび上がった。

　同４６分、時報の合図で静かに黙とう。続いて、「慰霊と復興のモニュメント」前で献花式が行われた。

　西宮市や芦屋市、淡路市などでも市や地元自治会などによる追悼行事があり、遺族らが祈りをささげた。

　兵庫県などによる「ひょうご安全の日　１・１７のつどい」は午前１１時５０分から、神戸市中央区の人と防災未来センター前で行われる。

(2011/01/17 06:00)