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草なぎ珍回答…竹内結子が“追い打ち”

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 特大万年筆で豪快に字を書く竹内結子=東京・TOHOシネマズ日劇2(撮影・村中拓久)

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 SMAPの草なぎ剛(36)が15日、都内で主演映画「僕と妻の1778の物語」の公開初日舞台あいさつに登場し、珍回答で笑いを誘った。余命1年を宣告された妻のために毎日、短編小説を書き続けた小説家を描いた物語。自身なら何ができるか尋ねられた草なぎは「奥さんがカレーが好きなら、毎日カレーを作るかな。ぼくもわりかしカレー好きだし」と回答。共演の竹内結子(30)は爆笑し、感動の涙があふれていた客席も一瞬キョトンとし、笑いを巻き起こした。

  ◇  ◇

 自信たっぷりに「カレーを作る」と答えた草なぎ。しかし、会場の微妙な空気を察知すると、どや顔がたちまち苦笑いに変わった。

 同作はSF作家・眉村卓氏(76)と02年に亡くなった悦子夫人との実話をもとにした物語。がんで余命1年を宣告された妻の免疫力を高めようと1日1本、短編小説を書く姿が描かれている。草なぎは司会者から愛する人の免疫力を高めるために何ができるかを尋ねられ、思わず「毎日カレーを‐」と答えてしまった。

 予想外の珍回答に重ねて、本人が自信たっぷりだったこともあり、会場からは失笑が漏れた。

 妻役で共演した女優・竹内結子からも「1日1カレーに勝るものはないです。でも(作り置きになると)2日目のカレーの方がおいしいかも」と“追い打ち”をかけられる始末。

 草なぎは「そうなると毎日(作るわけ)じゃなくなるし、都合が悪いですね…」とばつが悪そうにしていた。

 また、この日は壇上で書き初めも披露した。同作を「生」の一文字で表現した草なぎは「この映画は人がどのように生きるのかがテーマです。どのような悩みがあっても、この映画を見て少しでも前向きに生きて欲しいという意味を込めました」と主演らしく、ここはしっかりとコメント。今度は大きな拍手を受け、グダグダになったカレートークの失点を取り戻していた。

(デイリースポーツ提供)

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