政治阿久根市長選両陣営 最後の訴えに奔走、16日投開票2011.1.15 21:01

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阿久根市長選両陣営 最後の訴えに奔走、16日投開票

2011.1.15 21:01
鹿児島県阿久根市長選の選挙戦最終日、手を振って支持を訴える竹原信一氏=15日午後

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鹿児島県阿久根市長選の選挙戦最終日、手を振って支持を訴える竹原信一氏=15日午後

 鹿児島県阿久根市の竹原信一前市長(51)に対するリコール(解職請求)成立に伴う出直し市長選は16日に投票、即日開票される。選挙戦最終日の15日、リコール運動を進めた市民団体の元役員で新人の養鶏業西平良将氏(37)と、3選を目指す竹原氏の候補2人は最後の訴えで市内各地を奔走した。

 西平氏は午前8時から宣伝カーを走らせて、午後は選挙事務所の前で街頭演説。「相手は実績もある強敵だが、勝たなければ阿久根は変わらない」とかすれた声で熱弁をふるった。

 選挙戦最後の集会で西平氏は「いろんな意見を織り交ぜて、一緒に阿久根をつくっていこう」と呼び掛け、約100人の支持者と「ガンバロー」と気勢を上げた。

 一方、竹原氏は市議らも同乗した宣伝カーで市内を回り、「行政改革ができるのは竹原だけだ」と強調。午前中に市内の団地前で演説し「市民の3倍の給料をもらっている公務員には、市民の気持ちはわからない」などと市職員や議会批判を繰り返した。

 灰色のジャンパー姿で「必勝」の鉢巻きを締めた竹原氏は、午後4時ごろから市街地を1時間ほど練り歩き、激励する市民と握手をして回った。

 市選挙管理委員会によると、期日前投票者数は5964人で、2009年の前回出直し市長選の3490人を大きく上回った。

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鹿児島県阿久根市長選の選挙戦最終日、手を振って支持を訴える竹原信一氏=15日午後
選挙戦最終日、有権者と握手を交わし支持を訴える竹原信一氏=15日午後、鹿児島県阿久根市
選挙戦最終日、有権者と握手を交わし支持を訴える西平良将氏=15日午後、鹿児島県阿久根市
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