2011年1月17日5時46分
6434人が亡くなった阪神大震災は、17日午前5時46分、発生からちょうど16年を迎えた。神戸市や兵庫県西宮市、淡路島など被災した各地で追悼行事があり、発生時刻に合わせ、犠牲者に祈りが捧げられた。
神戸市役所そばの東遊園地では、未明から神戸市と市民による「1.17のつどい」が開かれた。「1995 1.17」の形に並べた約7千本の竹灯籠(とうろう)に炎がともされ、大勢の遺族や被災者、市民が手を合わせた。
正午には神戸港に停泊する船舶が一斉に汽笛を吹き鳴らす。被災地では終日、追悼集会や防災訓練、17回忌法要などが開かれる。民間団体のまとめでは、1353の学校園で、17日前後に追悼関連行事がある。