2011 年
1 月
15 日
パーキンソン病の友人たちに元気をもらう
〜薬が合うか合わないかも大事だが、飲んでるかどうかはもっと大事〜
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昨年、決算特別委員会の時期に学生時代の友人から写真展の案内が届きました。行くことが叶わずがっかりしていたところ、年末からお正月にかけて撮影ポイントである井の頭公園近くのギャラリーでも展示するとのことで行って来ました。
その友人から「あ〜や〜こぉ?私、パーキンソンっていわれちゃったんだ〜ぁ」と連絡があったのは、3年前のことでした。なかなか、体調が思わしくなくて、ふらふらして一人で外を歩けないといいます。友人の症状に合う薬がみつからないので、いろいろ試していると言っていました。 どうしているかな、と思っていた昨年秋に同期会があり、彼女を誘いました。 「どうしている?大丈夫?同期会に行けるようだったら車出すから一緒に行こうよ!」と誘ったところ・・・ H−あたしさぁ、薬がぴったしあっちゃって、めっちゃ元気。杖ついて歩いてるけど一人で行けるよ。学校で会おうね〜。 もう、あの電話口でふにゃふにゃ語っていた彼女ではありませんでした。同期会であった彼女は、 H― あたしさぁ、写真始めたんだ。大好きな井の頭公園を撮ってるの 市― え〜、いつから井の頭公園を好きになったの?それも、私の井の頭公園を。 H― なに?いつからあやこの井の頭公園になったのさ。 市― 私、神田川の活動しているから、井の頭公園は活動の原点なの! H― ふうん、ま、どーでもいいや。←よくない!(− −〆) そんでさ、展覧会するから来てよ。銀座でやるから。 市― え〜!ギンザ!そりゃあ生意気だ。
子どもの幼稚園時代の母親同士が30年経った今もおつきあいをしていますが、そのなかの一人が、歩幅が極端にせまくなって歩行しにくい状態になり、昨年パーキンソン病と診断されました。しかし、根が明るい彼女は家族に支えられて自分の生活スタイルをつくりだしています。 「薬が合うまで大変だったけど、薬が合ってからはなんとかやってるわ。新しい自分のペースに納得することが大事かもね」と。
高齢になるにつれてだれもがさまざまな状態になるけれど、万一病にみまわれたとしてもあきらめずに目標持って生きることが大事だと実践している友人たちを見て思いました。そして、とても勇気づけられました。しかし、薬って大事ですね。 実家では糖尿病の父の薬の管理を母がしていますが、最近、昼の薬が余ります。 「お昼に薬飲ませ忘れているんじゃないの?」と訊くと、「忘れてないわよ」と。 「じゃあ、なんでお昼の分だけ余るの?」 「さあ、なんででしょうね。不思議」 そういうわけで、父の体調は良かったり悪かったり。絶対、服薬がうまくいってないのだと思います。 先日も、お昼のお薬が残っていることを指摘すると、「あら、ほんと」と言って余った薬をゴミ箱に。そういう問題ではないと思うのだけど、でも母は若い時からそういう傾向(つじつま合わせ名人)にあった人だからフツーか?在宅介護は限界にきているのかもしれません。ケアマネさんに相談しないと。
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