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三菱重工業、グジャラート州と包括合意:スマート・コミュニティ構築

インド新聞 1月14日(金)9時0分配信

 三菱重工業は12日、グジャラート州政府およびデリー・ムンバイ産業大動脈開発公社(DMICDC)と、インドにおけるスマート・コミュニティ(環境配慮型都市)づくりで協力していくことで合意し、覚書(MOU)を締結した。最先端の省エネ技術や都市交通システムを導入して、省エネ・低炭素型の次世代都市インフラを構築しようというもので、三菱重工業は、三菱電機、三菱商事、三菱総合研究所および電源開発(J-POWER)の4社とコンソーシアムを組んでこれに当たる。

 スマート・コミュニティは、インド北西部のグジャラート州サナンドとチャンゴダール周辺で整備が予定されており、デリー・ムンバイ間に工場団地や発電所、空港、港湾、鉄道、道路、商業施設などを組み込んだ壮大な地域開発を進めるもの。三菱重工業はコンソーシアムを構成する4社とともに、天然ガスを利用する高効率発電や、太陽熱などの再生可能エネルギーを活用した発電システムなどの導入、さらには交通部門の電化促進などを目指す。

 具体的には、現在、コンソーシアムで進めている次世代都市の構想に関する事前調査・研究の成果を踏まえ、サナンド周辺のスマート・コミュニティを範例として、街のグランド・デザインに関する共同検討、ユーティリティ・サービスの基本計画および官民協力による事業体制の計画実施に努めていく。(11年1月13日、三菱重工業のプレス・リリースから)

01/13/2011

最終更新:1月14日(金)9時0分

インド新聞

 

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