米インテル、アジア新興国のパソコン販売の伸びに楽観的
ロイター 1月14日(金)15時49分配信
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1月14日、米インテルは中国とインドを中心としたアジア新興国でのPC販売の伸びに楽観的見方を示した。ラスベガスで5日撮影(2011年 ロイター/Rick Wilking) |
アジア太平洋地域担当のゼネラルマネジャー、Navin Shenoy氏は「現地を訪れてもいるが、新興国市場はかなり堅調な状況が続いている」と語った。
さらに「所得水準が上がる一方、PCのコストは下がりブロードバンドも普及しつつある。1995年の中国では、PC1台の価格は年収の約3倍だったが、今では約7週間分の収入で買える。われわれが新興国市場に強気になる基本的理由の一つだ」と述べた。
同社の第4・四半期のアジア太平洋地域の売り上げは前年比9%増で、全体の57%を占めた。
同氏は売り上げの伸びの見通しを示すことは控えたが、調査会社IDCによる今年のアジア太平洋地域(日本を除く)のPC販売台数は14%増との予想について、肯定的な見方を示した。
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最終更新:1月14日(金)18時47分