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背景に苦しい台所事情=こわもて封印、独立容認―スーダン大統領

時事通信 1月16日(日)14時43分配信

 【ハルツーム時事】スーダン南部独立の是非を問う住民投票は15日に開票が始まり、圧倒的多数で独立が支持され、7月にも新国家誕生の見通しだ。北部を拠点に中央政府を率いるバシル大統領は当初、投票を妨害すると警戒されていたが、これまでのところ極めて協力的。背景には苦しい台所事情がありそうだ。
 バシル大統領は、西部ダルフール紛争での戦争犯罪に問われ国際刑事裁判所(ICC)から逮捕状を出された「世界のお尋ね者」だ。米政府からは「テロ支援国」に指定され、国際的孤立は深い。さらに、スーダン経済を支える原油は、埋蔵量の8割が南部にある。南部独立で、北部は資源の多くを失う。このままではじり貧だ。
 しかし、バシル大統領は投票前、「南部の兄弟たちの決定を否定しない。国家建設を手助けする」と語った。20年以上もスーダンを強権支配してきたこわもてぶりは鳴りを潜めている。
 こうした姿勢について外交筋は、2005年に南北内戦を終わらせた包括和平合意(CPA)締結時、南部のパートナーだった旧反政府勢力スーダン人民解放軍(SPLA)指導者ガラン氏の死があると推測する。統一維持を願っていた同氏はCPA締結直後、搭乗中のヘリコプターが墜落、死亡した。この時点で大統領は統一維持を断念したのではないかとみている。 

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最終更新:1月16日(日)14時46分

時事通信

 

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