めざましテレビのヤラセ実体験
テーマ:インチキダイエットに要注意あれはまだ私が学生だった頃のある日のこと。
テレビ局に就職希望の演劇してる先輩から、頼まれごとを受けました。
<撮影1日前>
A先輩:「お前、明日めざましテレビのロケに出てくれないか?フジテレビの人に撮影で適当な素人を集めてくれ、って言われてんだ。明日、午後2時に新宿駅前集合で。ちなみに放送は明後日な」
私:「え?俺なんかでいいんですか?っていうか、何の企画ですか?」
A先輩:「番組内で放送する街頭インタビューだよ」
私:「え、それってヤラセってことですか?」
A先輩:「いや、そんな風に言っちゃいけないんだけど、まぁ実際そういうことだよ」
私:「面白そうなので出ます!」
A先輩:「じゃあこうこうこういう企画内容(具体的な内容はプライバシー保護のため伏せさせてください^^;)だから、その回答を考えといてな」
私:「分かりました!」
<翌日(撮影日)>
A先輩:「わりぃ、よく来てくれたな。カメラ前で言うことは考えてきたか?」
私:「はい、一応めざましテレビっぽい感じの受け答え考えてきました」
A先輩:「そしたら、紀伊国屋(書店)の前でスタッフの人がいるから、ディレクターさんと話す内容を打ち合わせておいてくれな」
私:「わ、わかりました(緊張)」
<紀伊国屋の前にて>
私:「お、お世話になります」
ディレクター:「こちらこそよろしくね。ちなみに、どういう感じの内容で答えてくれるのかな?」
私:「こうこうこういう内容です」
ディレクター:「お!それいいねぇ!じゃあそれで頼むよ。とりあえず今、さっき来てくれた別の女の子のインタビュー撮影に入っちゃってるから、それが終わったら君の番ね」
私:「分かりました」
<撮影本番>
カメラマン:「じゃあそこから歩いてきてください」
私:「はい、いきまーす」
カメラマン:「よーい、スタート!」
私:(カメラの方に歩く)
インタビュアー:「すいませーん」
私:「はい、何ですか?」
インタビュアー:「ちょっと聞きたいことがあるんですけど、いいですか?」
私:「いいですよー^^」
(以下略)
<撮影終了後>
ディレクター:「お疲れさん」
A先輩:「いえ、こちらこそ!」
ディレクター:「また何かあったら頼むよ」
A先輩:「はい、どうぞよろしくお願いします!」
<帰り道>
A先輩:「ありがとうな」
私:「いえ、私も楽しかったです。明日、テレビに映るといいですね!」
A先輩:「まぁ、いろいろ時間の都合もあるから、お前のはカットされるかもしれんけどね。もちろん俺のがカットされる可能性もあるけど」
私:「そうなんすかー、でもいい経験になりました」
A先輩:「そう言ってくれて助かるよ。まぁこれも就活みたいなもんなんだよね、コネをキープするのも大変なんだ。頼まれたら断れないし。今日はありがとな、今度ラーメンおごるよ」
<翌、放送当日>
(放送終了後)
A先輩:「何でお前が出て、俺がカットされてんだよ~!!」
私:「す、すいません^^;」
ってな感じで、実は私がなぜかめざましテレビに出ちゃってました。
何が言いたいかというと、人気No.1のテレビ局の情報番組の情報っていっても、所詮こんなもんだから、ダイエット情報もこんなもんかそれ以下ですよ、ってことを感じてもらえればいいかなということで。
以上、実話でした。
1 ■めざまし…
ショックですね!
今みてる雑誌で、歌手のhitomiさんの出てる特集があるんですが、トレーニング風景と題してダンベルベンチプレスしてる写真が載ってました!!!!