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2011.01.16 (Sun)

ギョーカイを破壊される前に−This is Semiramis

『怪盗ラフィン〜セミーラミスの秘法』初起動記念。


DISること自体が楽しくなってきて、だんだん「悪意」だけで突っ走っちゃうところがわたしの欠点のひとつだと思うけど、まあ、気にしないでおこう。

とりあえず、勝手に「フリーゲーム界を改革するために乗り込んでいます…………改革といっても、よりよい世界のために今ある世界を壊すという意味です」とかヌカしてる「Semiramis」サンには「NO」と言っておかないとね。



資料 1:
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どうでも良いけど、基準としてる作品がどっちも古くない? いまの若い子、ぜったい知らないよ。とくに『アウターゾーン』なんて、わたしが小学生だったころ(干支1周分くらい昔……)、すでに「古いマンガ」だったし。

なーんか、感覚が「前世紀」で止まってる感があるよね。「旧体制」っていう表現とかがさ。もう、「平成世代」が成人するような時代だよ。



資料 2, 3:
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なんというか、権威主義というか懐古主義というか。

「古典は古いんだぞ! 古いものは偉いんだぞ! その偉いものがオレと同じことをしてるんだぞ! だからオレは間違ってないんだぞ!」って、「それがどーした」としか言えないよね、こんなの。

例えば、バブル世代が「あのころは良かった……」とか言ってるのを、その下の世代がどんなに冷めた目で見てるかとか、考えたことないんだろうな。

「現在」の現実から乖離した「大昔の価値観」なんて「ファンタジー」に陶酔してるような、インテリぶった「馬鹿」の勘違いには、ほんとウンザリさせられるね。



資料 4:
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これを現代に置き換えてみましょうか? 例えば、エロ専門の漫画家やエロ本の編集者、あるいは「AV製作」に携わっている人であっても、常に「SEX」のことばっかり考えてるなんてことありえないし、また、そんなヤツはぜったいに大成しない。

というか、千年以上も前の人間にシンパシーを感じるのは勝手だけど、いまさら証明できるわけないことを理由にしてふんぞり返っているのは、どうなんだろうか。

それに、創作物が「性と暴力」から逃れられないっていうのは確かだけど、そうだとしたら「Semiramis」が非難されている理由は、別のところにあるといえる。それは、世間が「偽りの思想」を「植えつけられ」ているから? ぜったい違うね。



資料 5:
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日本人は「ここではないどこかにある楽園」に強い憧憬を覚えるって、どこかで読んだ記憶があるけど、まさにそんな感じ。

「江戸以前の日本はSEXパラダイスだったんですよ〜。男女ともに活き活きしていたんですよ〜」って、「どこそこは地上の楽園!」とかなんとか「庶民」を騙して移民政策してた頃の「支配層」と発想変わんないじゃん。

というか、素朴な理由なんだけど、「性を嫌うように仕向け」ることがどうして「歴史的な支配」に繋がるわけ? 人口が増えすぎると困る中国みたいな国でそういうことが行われているっていうなら、まだ信じられるけど。

まあ、どーせキリスト教圏の人たちが性に対して厳格だからって、こんなこと言ってるんだろうけど、日本人の多くは「Xmas」にこぞってSEXしたがってるんだよ。「西洋化」されてる人間が、そんなことするわけないじゃん。

「開国反対派」の亡霊かよ、おまえはwww



資料 6:
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「Semiramis」は、とりまきに対する返信のなかで

「フリーゲームの作者は営業活動が得意ではない場合が多いですね。市販のどんな商品でも「おいしくないですが買ってください」とはアピールせず、「使いやすいので買ってください」のようにアピールしています。青汁を買わせるためのジョークでもない限り、「これはいいですよ」と書くのが当然です。こんな単純な事すらできないのが一般的な日本人だと考えています。

 本当の意味での謙遜とは、作品を控えめに語る事ではなく、いい所を強調する事だと考えています。立派な素材や、魅力的に描く絵描き人さん、ゲーム製作ツールという他人の力を借りておきながら、卑下した紹介なんて失礼極まりないです。要するに、【ゲームが成り立ったのは自分の力だけではないという主張】こそが、真の意味での謙遜です。自作のプログラムと自分の描いた絵と音楽で公開しているならいざ知らず、音楽素材や画像素材、ゲーム製作ツールを使わせてもらっておいて「面白くないかも知れない」と紹介するとは何事か! たとえ全て自作でも、画像や音楽作成ツールは使っているはずで、そのツールになんの感謝が無いのもやはり謙遜とは程遠いでしょう。ちゃんと自分以外の作者らに失礼のないように、面白いですよと語る事が謙遜です。

 また、自分が愛情を注いでおきながら卑下したとなれば自信のない証しで、自信のない人の作品はやはり面白くないです。低く紹介しておけば、「それ程までには低くないよ」みたいな感想が来るわけで、傷つかないような防衛柵になり、これも自信がない顕れです。反面、自分の作品への紹介があっさりしている人は、「さあ、分かってみろ、この面白さを」と黙って主張している場合もあるので、それはそれで偉っそうかも知れませんね」


と語っている。この部分はわたしも(すごいイヤだけど)共感するところはある。

だからといって「自分はすべて正しい。作品を否定するのは間違った行為だ」という傲慢が許されるわけではない。というか、どれがいちばん偉そうかといえば、それは間違いなく「Semiramis」ということになる。こういうところが嫌われる理由になっているんじゃないの?

正直、自分の都合のためだけにギョーカイの風通しを悪くしようとする「馬鹿」は存在していてほしくない。まあ、こうやってBlogでおもしろおかしく取り上げさせてもらえるのはアリガタイけどさ。



資料 7, 8, 9, 10:
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とにかく、あーしろこーしろと注文が多すぎる「Semiramis」は、「自己表現」のひとつのかたちとして「創作活動」を選んでいるのではなく、ただ「とにかく賞賛されたい」という欲求だけでモノを作っているように見える。

例えば、「Semiramis」の言うすべての項目をクリアした「批判」が存在したとしても、おそらく彼はそれを受け入れないはずだ。削除要請かアク禁をするに決まってると、「過去」が教えてくれているwww

自分の作品を認めない勢力を、「感受性がない」「視野が狭い」と「非人間扱い」するような態度は、「進化論はデタラメ」と頑なに信じている「西洋」の原理主義者となんら変わらないと思うんだけど。そういう点では、確かに「西洋化」されている人間はいるみたいだ。

ニッチな「感受性」を持つ(らしいよw)わたしからしてみれば、「偽りの思想」に「brainwashing」されてるのは「Semiramis」のほうだと思うけど、きっと聞く耳持たないんだろうな。



さあ、いよいよ本編だ! ……と思うよ!
23:45  |  This is Semiramis  |  Trackback(0)  |  Comment(0)

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