FPの合格率は35%程度。金融知識を駆使して、お客様の将来を守る仕事
FP(ファイナンシャル・プランナー)の合格率についてお話しする前に、まずお伝えしたいことがあります。
FPの資格は、非常に実用性の高い資格です。実用性の高いというのはつまり、『生きていく上で役に立つ』ということ。
私は昨年2級に合格しましたが、知識が身についた今、本当に勉強してよかった。という気持ちでいっぱいです。
また、受験にあたって大変お世話になった
通信教育のフォーサイト、担当講師の安藤先生には、この場をかりてお礼申し上げます。
安藤先生のおかげで、FPの資格が私の人生にとって必要なものであることに気づき、勉強にも身が入るようになりました。これからの時代、自分と家族を守るのは他でもなく自分自身の知識である。本当にそう思います。
さて、本題に入ります。
最近、「住宅ローン難民」という言葉を耳にしたことはありますか?
ローンで購入した一戸建てやマンションの返済が滞ってしまい、マイホームを手放さなくてはならず、住む所に困っている家族が出てきたのです。
原因はなんでしょう?
ひとつは、日本の住宅ローン仕組みです。多くが「ゆとり返済」という仕組みを取り入れており、はじめの5年or10年はラクですが、それを過ぎると返済額の負担が急に大きくなってしまうからです。
もうひとつはお話しするまでもない…、この大不況です。多くの会社が給与の大幅カットを実施。特に今年(2009年)は、ボーナス支給をストップした企業も多いと聞きます。
月々のローンの返済額は大幅にアップするのに、収入は減る一方。
これでは、返済したくても返せるはずがありません。
なぜ私がこんなお話をしているのかというと、
お金をもとにした「人生設計」(ライフプラン)は時に、人生を大きく狂わせてしまうことがあるということをお伝えしたかったからです。
これからの時代、自分の責任で資産の運用や管理を行う意識が、誰にとっても必要であることは明白です。
購入した不動産の価値がどんどん上がっていくような時代はとうに過ぎてしまいました。
年金さえも、支給かされるのかどうかさえわからない世の中です。
自分や家族の安心は、自分たちの力で守るしかないのです。
そこで必要となってくるのが、FPの知識。
金融知識を持たない人が、保険やローンのお金に関する問題をすべて計画できるわけがない。
自分の10年、20年先のことを考えながら、生活に広がりがあって、なおかつまったくリスクのないライフプランを設計することなんで、できないでしょう。
「お金の専門家」であるファイナンシャル・プランナー(FP)のサポートが必要です。
もしくは、自分自身が「お金の専門家」であるファイナンシャル・プランナー(FP)になるべきです。
FPの仕事はとは、豊富な金融知識を駆使してお客様の資産運用・生活設計についてプランニングを行い、
お客様の立場に立ってお客様の将来を確かなものにするサポートをするプロフェショナルのことです。
「大学卒業まで子供2人に掛る、学費の見通しを立てたい」
「両親から頭金を借りて、マンションを購入したいのだけれど」
「退職金を運用して安心して暮らせる老後に備えたい」
そのようお客様それぞれの目標や夢をうかがいながら、ファイナンシャル・プランナーは、金融の幅広い知識をもとに、お客様のライフプランをつくるお手伝をします。
もちろん自分自身のことも。
しかし、ファイナンシャル・プランナーが計画し・提案したプランに沿って、実際に人生を実行してゆくのはお客様自身であることを心得ておきましょう。
たとえ大不況が原因のひとつではあったにせよ、冒頭にお話ししたローン破綻のケースのような悲しい出来事が、お客様の将来に起きるようなことがあっては決してあってはいけないのです。
「たら」「れば」の話にはなってしまいますが、いま住宅ローンの重圧で苦しんでいる多くの人々も、もし有能で誠実なFPのアドバイスを受けていれば、そのような誤算は防げたかもしれないのです。
ファイナンシャル・プランナーの知識や仕事が、非常に責任が重くて、かつ人々の幸せな人生設計には欠かせないものであることがご理解いただけたでしょうか。
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