12日、河北省の曹妃甸工業区に建設中の海水淡水化プラントが間もなく完成するが、周辺の生態系バランスを破壊する可能性があると環境問題の専門家が指摘している。写真は天津の海水淡水化設備。

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海水淡水化プロジェクト「曹妃甸プラント」、専門家が環境破壊の危険性を指摘―中国
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2011年1月12日、北京科学技術報によると、河北省唐山市の曹妃甸工業区に建設中の大規模な海水淡水化プラントが間もなく完成する。このプラントは日産5万tの海水を淡水化することが可能で、さらに第2期工事が完了すれば日産30tの淡水化が可能となり、慢性的な水不足に陥っている北京市にとって貴重な水源となるものと期待されている。

ところが、環境保護の専門家から「海水淡水化は現地の生態系バランスを破壊する可能性がある」と指摘されている。毎年数十億tもの海水をくみ上げることで生態系バランスが崩れ、さらには産業チェーン、循環経済のバランスまで損なう危険もあると指摘されている。

海水の脱塩後に残される高濃度の塩を含んだ濃縮海水の処理も、同プラントにとって大きな課題となっている。当初は海水塩を地中に埋める計画もあったが、塩がしみ出してしまう可能性が高く、土壌汚染など環境破壊につながることから断念。海外でも採られている濃縮海水と淡水を混合させて直接廃棄する方法が採られるという。

しかし、環境問題の専門家は、直接廃棄は周辺海水の塩分濃度を過度に高くし、渤海地区の海水塩分濃度が4%を超えれば、一部の生物などが永久に失われる危険性もあると指摘している。(翻訳・編集/岡田)
2011-01-16 12:27:16 配信

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