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<table width="100%" bgcolor="#e6e6fa"><tr><td>
<font color="Black" size=4><b>■体温計４２度の謎</b></font></td>
			</tr>
		</table>
		<p>　今では見かけることが少なくなってしまったかも知れませんが、体温計には電子式ではないものがあります。水銀式で、銀色の液が伸び縮みする体温計です。</p>
		<p>　あの体温計は、最高でも４２度までしか測れないようになっています。目盛りがそこまでしかないのです。キリのよい５０度まで目盛りを増やしたってよさそうなものですが、水銀式体温計はどれを見ても４２度までしかないのです。なぜなのでしょう？</p>
		<p>　これには人間の体の限界が関係しています。子どもの時、カゼをひいてよく熱を出した人もいると思いますが、４２度以上の熱を出したことがあるでしょうか？　そんな高熱を出した人はいないはずです。なぜなら、体温が４２度を超えると、体を作っているタンパク質が固まってしまうのです。“ゆで卵”ならぬ“ゆで人間”のできあがりです。</p>
		<p>　人間の体は、その限界を超えない程度に熱を出します。３９度までは、体温が上がるほどに体の中の防衛機能がより活発にはたらくからです。体温を上げて体をむしばむ敵をたたきのめしているのです。</p>
		<p>　最近は熱が出るとすぐに熱冷ましを飲んで熱を下げてしまう人もいますが、体の防衛機能をジャマしてしまっていることになります。仕事の都合で熱を出している場合じゃないんだ！ という人もいるわけですが、そうではないなら無理に熱を下げない方が良さそうです。　</p>
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			<p><font size="-1"><i>Copyright (C)2000-2001 月原亜途 (Amichi Tukihara). 最終更新日：<csobj w="70" h="20" t="DateTime" locale="00000411" format="ShortDate" region="0">2001/11/04</csobj></i></font></p>
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