東京・渋谷で起きた温泉施設の爆発事故で死亡した女性の遺族が大手ゼネコンなどに損害賠償を求めた裁判が、14日から始まりました。ゼネコン側は「過失はなかった」として争うとみられます。

 渋谷の温泉施設「シエスパ」の従業員で2007年の爆発事故で死亡した千財明菜さん(当時23)の父・信行さんは、「施設に不備があった」などとして、建設した大成建設などに対し、約5600万円の損害賠償を求める裁判を東京地裁に起こしました。
 明菜さんの父・千財信行さん:「23歳でなぜ命を突然、奪われたのか。悔しいです、あくまでも人災だと考えています。裁判のなかでも明確に訴えたい」

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