足が不自由で歩けないと重度の障害を装い、札幌市から介護費用など約300万円をだまし取った疑いで元北海道庁職員の男とヘルパーの女が逮捕されました。

 逮捕された札幌市手稲区の元北海道立保健所職員・小杉田光雄容疑者(75)はヘルパーの佐藤美佐子容疑者(57)と共謀し、交通事故で障害を負ったとして身体障害者手帳一級を取得。重い要介護状態になったと装って自らが経営する会社からヘルパーを派遣させ、2006年から2007年にかけて三百数十万円の介護費用をだまし取った疑いです。
 小杉田光雄容疑者:「疑いを持つんだったら、疑うだけの確たる証拠がね、きちんとしたものが必要だってことなんです」
 小杉田容疑者については、札幌市の調査で実際には歩けることが判明し、札幌市が詐欺の疑いで告訴していました。

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