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佑、実戦デビュー戦は2・16虎練習試合

 遠投で肩を鍛える斎藤佑=千葉・鎌ケ谷(撮影・吉澤敬太)
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 遠投で肩を鍛える斎藤佑=千葉・鎌ケ谷(撮影・吉澤敬太)

 日本ハムのドラフト1位・斎藤佑樹投手(22)=早大=が、2月16日の練習試合・阪神戦(名護)で実戦デビューを果たすことが14日、濃厚になった。キャンプ本拠地の名護で国内チームと初めて対戦するこの日登板する可能性が高いことを、球団関係者が示唆したもの。以前、阪神の大応援に対して「怖い」と話していた佑ちゃんだが、いきなり公式戦さながらの盛り上がりとなりそうだ。

  ◇  ◇

 虎ファンにも朗報!?佑ちゃんの“プロ1球目”が阪神戦で投じられる可能性が高まった。球団関係者が「阪神戦(での実戦デビュー)あるよ」と明かした。新人合同自主トレも3日目を終えたばかりで、まだ1カ月以上も先の話だが、金の卵のデビュー戦がこの阪神戦となる条件は整っている。

 日本ハムの初実戦は2月7日の紅白戦(名護)だが、吉井投手コーチは「そこはちょっと早すぎる」と明言。初の対外試合となる同12日の練習試合・広島戦(沖縄市営)も、梨田監督が「そこはないんじゃないかな。様子を見ながら徐々にね」と登板の可能性を否定している。

 次の実戦は13日の韓国・サムスン戦(名護)。そして中2日で16日の阪神戦(名護)と続くが、キャンプ本拠地の名護で国内チームと初めて対戦するのがここ。ほとんどデータのない韓国のチームより、阪神の方が斎藤佑の実力を測りやすい。しかも、交流戦があるとはいえリーグが違うため手の内を隠す必要もない。

 さらに、梨田監督と阪神・真弓監督は近鉄時代に監督とヘッドコーチだった間柄。すでに梨田監督が3月21日のオープン戦・阪神戦(札幌ドーム)で佑ちゃんを投げさせると予告した“実績”もある。また、2月中旬は例年ローテーション投手が初の実戦登板を果たす時期でもある。

 条件、場所が整えば、あとは本人の調整次第だが、心配はなさそうだ。千葉・鎌ケ谷で行われた新人合同自主トレ3日目は、今年に入って1番長い約70メートルの距離から力強く遠投した。前日にもキャッチボールを“おかわり”しており「順調です。ブルペンもいつでも入れます」と肩の仕上がり具合に自信を見せた。

 この日も1700人で、3日間計6200人のファンを集めた合同自主トレ第1クールは無事終了。16日から始まる第2クールでは、立ち投げからだが、いよいよブルペンに入る。また、今季から導入される統一球は多少滑りやすいとされるが「大学の時に使っていたのと変わらないですね」と問題なさそうだ。

 「だんだん、キャンプに向けて投げられる体にしていきたい」。あと1カ月。じっくりと調整し、猛虎打線を相手に華々しいデビューを飾る。

(2011年1月14日)

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