イントラネット セキュリティ設定の変更

イントラネットは通常、会社や組織内のプライベート ネットワークです。イントラネットでは、インターネットと同じプロトコルを使用し、同じ種類のコンテンツを含めることができます。

イントラネットは一般に、会社の方針や従業員手当に関する情報など、内部的な会社関連のコンテンツを格納するのに使用されます。セキュリティは、管理者によって厳しく制御されているので、イントラネット コンテンツのセキュリティ設定では、インターネットのコンテンツで使用される設定よりも制限を緩やかにすることができます。

インターネットとイントラネットの違いの 1 つは、ページがアドレス指定される方法です。インターネット上では、Web ページはwww.microsoft.com のような完全修飾ドメイン名によってアドレス指定されます。管理者によるネットワークの設定方法に応じて、イントラネット サイトにアクセスするのにドメイン名は必要ではなく、多くの Web ページは一般名 (たとえば、http://companypictures/ など) を入力してアクセスできます。イントラネット セキュリティが有効になっている場合、Internet Explorer では、アドレス間の違いを認識し、適切なセキュリティ ゾーンの設定を使用します。

通常は必要ありません。Internet Explorer を最初にインストールしたときに、イントラネットに接続されているかどうか、アドレスのチェックが適切に設定されているかどうかが確認されます。ネットワーク管理者は、Internet Explorer でイントラネット セキュリティ ゾーンの設定を使用するかどうかを制御することもできます。Internet Explorer でイントラネットに接続されていることが認識されれば、他に行うことはありません。イントラネットに接続されていることが認識されない場合は、次の手順に従って、イントラネットに接続されていることを Internet Explorer に認識させます。

イントラネットに接続しているときに、イントラネット アドレスが検出されたという情報バー通知が表示される場合は、Internet Explorer によって自動的にはイントラネットが検出されなかったということです。イントラネットに接続されていることを Internet Explorer に認識させるには、前の項の手順に従ってください。

会社のイントラネットに接続する方法を知るには、ネットワーク管理者に問い合わせるか、Windows ヘルプとサポートで "ネットワーク" を検索してください。上で説明した設定を使用すると、Internet Explorer がイントラネット アドレスを処理する方法を制御できますが、イントラネット接続が存在しない場合は、この設定を使用してもイントラネット接続を設定できません。

セキュリティ設定を変更するには、次の手順に従います。

1. Internet Explorer を開くには、[スタート] ボタン をクリックして、[Internet Explorer] をクリックします。

2. [ツール] ボタン、[インターネット オプション] の順にクリックします。

3. [セキュリティ] タブをクリックし、[ローカル イントラネット] をクリックし、次のいずれかを実行します。

   • [既定のレベル] をクリックし、変更を既定の設定に変更します。

   • [レベルのカスタマイズ] をクリックし、詳細なセキュリティ設定の一覧を開きます。

   • [保護モードを有効にする (Internet Explorer の再開が必要)] チェック ボックスをオンまたはオフにします。

   • スライダーを事前に設定されたセキュリティ レベルに移動します。

4. 完了したら [OK] をクリックします。

注

既定では、Internet Explorer がイントラネット上にいる (たとえば、会社のネットワーク上にいる) ことを認識していない限り、イントラネット ゾーンはインターネット ゾーンと同じ設定になっています。