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森繁さん秘蔵っ子“泣ける歌”でブレークへ
泣ける歌でブレーク気配をみせる森繁久彌さん最後の秘蔵っ子の成底ゆう子=大阪市内 |
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日本を代表する俳優として長年活躍し09年11月に死去した故森繁久彌さんの最後の秘蔵っ子と言われる歌手・成底ゆう子(35)が15日、大阪市内でインストアライブを開催し、昨年11月にリリースしたメジャーデビュー曲「ふるさとからの声」などを熱唱した。この曲は、故郷に暮らす家族との絆を綴(つづ)った楽曲で「泣ける歌」としてラジオや口コミで大きな話題に。昨年は植村花菜(28)が祖母との触れ合いをもとに作詞した泣ける楽曲「トイレの神様」で大ブレークしたが、それに続く大ヒットを目指す。
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名優・森繁久彌さんが「21世紀に託した歌姫」と称した最後の秘蔵っ子・成底ゆう子が、大きな注目を浴びている。昨年11月10日に発売したメジャーデビュー曲「ふるさとからの声」が、発売開始直後からラジオなどで流れ“泣ける歌”として話題に。インストアライブでは、通りがかった人が足を止めて聴き入り、涙する姿まで見られることも。
同曲は故郷・沖縄県石垣島に暮らす家族との絆を父親とのエピソードを交えつづった、自身の体験をもとにした楽曲。上京し音大を卒業してオペラ歌手を目指すも、声が出なくなり挫折。苦しい時に、家族から心配する手紙が届いた時のことをもとに作詞し、05年に完成させた。
09年3月に日本テレビ系「誰も知らない泣ける歌」で、司会・西田敏行の推薦で取り上げられて大きな注目を浴び、「iTunes」歌謡曲部門でダウンロード1位になった。メジャーデビューが決まった際も東京だけでなく名古屋、札幌など全国のラジオ局でパワープレーを獲得。じわじわ広がっている。
無名な歌手だった成底を表舞台へと見いだしてくれた森繁さん。07年に生前最後のリリースとなった朗読DVD「森繁久彌の霜夜狸」で、成底は挿入歌「里景色」を歌った。この時、森繁さんが「歌声がいい」と多くの歌手の中から抜てき。その後も「この歌声を大事に歌っていきなさい」と励ましてきた。今回のシングルには、恩返しの思いを込め、森繁さんの代表曲「知床旅情」や「里景色」も収録した。
「今後も1人でも多くの人に、この歌を届けていきたい」と成底。昨年は植村花菜が祖母とのふれあいをつづった「トイレの神様」を歌い、紅白初出場を果たした。今年は、それに続くブレークとなりそうだ。18日にNHK歌謡コンサートに出演予定。
(デイリースポーツ提供)
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