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【プロ野球】

ダルが佑ちゃん絶賛 「僕とは人間としての質が違う」

2011年1月16日 紙面から

親会社のイベントに梨田監督(左)ら選手コーチ陣と参加した斎藤(中)は疲れた表情=東京ビッグサイトで

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 ダルが佑ちゃんの人間性に太鼓判を押した。日本ハムのダルビッシュ有投手(24)は15日、ドラフト1位の斎藤佑樹投手(22)=早大=らとともに、東京都内で開かれた日本ハム本社の商品展示会に参加。空前の注目を集める斎藤に「僕とは人間としての質が違う」と独特の表現でエールを送った。

 昨年12月には早大出身のヤクルト・青木の仲介で会食をしたという2人。エースは同じように注目を浴びていた自身のルーキーイヤーを重ね合わせつつ、こう評した。「僕とは人間としての質が違う。自分はメチャメチャなこと言ったり、態度もそうだった。キャンプで“やっちゃって”ますからね…。それとは違うと思います」

 6年前、新人だったダルビッシュは未成年にもかかわらず、沖縄のパチンコ店で喫煙している姿を写真週刊誌にキャッチされた。キャンプ中に鎌ケ谷に強制送還され、無期限謹慎処分を食らった苦い記憶がある。だが、ヤンチャだった自分とは違い、優等生タイプの斎藤は心配ないとの認識だ。連日の取材攻勢を受けている後輩を「報道の人も斎藤君を出すと売れるからどんどん行ってるけど、ちょっとそっとしておいてほしい」と気遣う優しさも見せた。

 ダルビッシュの発言を聞いた斎藤は「自分も結構めちゃくちゃですよ」と苦笑い。ただ、私生活はともかく、野球ではダルに心酔している。「すごく体が大きくて、やっぱり目指すべきところはダルビッシュさんなんだなとあらためて感じた。ウエートトレのやり方とかチームメートだから見られるところもある」と斎藤。ダルビッシュは鎌ケ谷での練習は行わない意向で、次の再会は名護キャンプ。波乱のルーキー時代から球界のエースに上り詰めたダルビッシュから、貪欲にすべてを吸収するつもりだ。 (臼杵秀之)

 

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