なだぎ武、明るくない青春を節目に出版

初の著書「サナギ」の発売記念会見を行ったなだぎ武=大阪・HEP HALL
初の著書「サナギ」の発売記念会見を行ったなだぎ武=大阪・HEP HALL

 お笑いユニット、ザ・プラン9のなだぎ武が15日、大阪市内で初の著書となる自伝小説「サナギ」の発売記念会見を行った。弁当箱を開けると砂を入れられる、殴る蹴るの暴行を受けた上に便器の中に顔を突っ込まれるなど、中学時代の壮絶ないじめ体験、その後の引きこもり生活を赤裸々につづった一冊。ギリギリまで出版者側からのオファーを断り続けたというだけに、この日は笑いを“封印”。「まったく明るくない青春でした。40歳、芸歴20年という節目を迎えたし、形に残しておこうと思いました」と“カミングアウト”の理由を説明した。

(2011年1月16日)

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