EEZ侵犯:韓国漁船釈放、事態終息へ

 日本の排他的経済水域(EEZ)を侵犯したとして取り調べを受けていた韓国漁船「33サンヨン」が14日午後1時20分ごろ、現場で釈放された。

 東海海洋警察署は、今月13日に独島(日本名:竹島)東方42マイルの海上で日本の巡視船に追跡された漁船33サンヨン(29トン、慶尚北道盈德)が釈放されたことで、事態は終了したと発表した。

 韓国の海洋警察庁と日本の海上保安庁は、33サンヨンによる日本のEEZ内での違法操業と、「止まれ」という命令に応じず逃走した疑いについて共同で捜査を行った結果、違法操業の事実はなかったと結論づけた。しかし、水産庁の漁業取締船の停止要求に応じず逃走した点は認められた。

 33サンヨンの行動は、漁業法に定める「立入検査忌避罪」に当たり、同船は担保金25万円を支払って釈放された。

東海=洪瑞杓(ホン・ソピョ)記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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