アジア大会へ、笑顔で意気込みを語る村上佳菜子=東京都内で
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転ばないように気を付けます−。村上佳菜子(16)=中京大中京高=が14日、東京都内で行われたビッグスポーツ賞の表彰式に出席し、24日に行われる冬季アジア大会(30日〜2月6日、カザフスタン)結団式で務める旗手代行へ「頑張って(団旗を)支えます」と意気込んだ。
村上がワクワク感と不安の両方をにじませた。「まだ想像できないけど、すごく楽しみ。一緒に転がっていきそう」。旗手の小平奈緒(相沢病院)が結団式当日は遠征で不在のため、大役に抜てきされた。旗の重さは約7キロ。その重量とともに、責任の重さもずっしりと受け止めている。くしくもこの日の表彰式には、広州アジア大会の閉会式で旗手を務めた陸上短距離の福島千里(北海道ハイテクAC)と同席。「大学生?」と聞かれ「高1です」と答える一幕もあった。
もちろんアジア大会本番へも、意気込みは十分だ。「ここまで大会ごとに成長できた。アジア大会でも、もっともっといい演技をしたい。ここまですごくいい感じなので、そのままの勢いでパーフェクトな演技をしたい」。アジア、そしてその先にある世界選手権(3月、東京)へ、日の丸の重みとともに挑む。
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