伊達直人から金塊？届く　「父がお世話に」の手紙同封

　東京都清瀬市の児童養護施設「子供の家」に、漫画タイガーマスクの主人公「伊達直人」を名乗る人物から金塊とみられる金属が届いていたことが１５日、分かった。「半世紀ほど前に、父がそちらでお世話になった。これでやっと恩返しできる」と書かれた手紙も同封されていた。

　施設職員によると、金属は縦約７センチ、横約３センチ、厚さ約１センチ。「３００グラム」と刻印されていた。施設側は「本物かどうか確認した上で、今後の扱いを決めたい」としている。純金であれば約１００万円相当だという。

　金属は１４日、封筒に入れられ施設の郵便受けに入っており、差出人の欄に「伊達直人」とだけ書かれていた。