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「私はなぜ麻原彰晃の娘に生まれてしまったのか」がつまらない件 [オウム・カルト]

 本来ならばもっと「この界隈」で話題になってもおかしくない「私はなぜ麻原彰晃の娘に生まれてしまったのか/松本聡香著/徳間書店」が、ちっとも話題になってない。まるで森達也や江川紹子の新刊扱いだ。
 実際に私もつまららなかった。一度読んで挫折し、何とか二度目で読了したくらいだ。
 週刊誌で既出のネタが多いからという気もするが、回りの大人の「思惑」「入れ知恵」が、かえって本をつならなくしたような気がする。無理に暴露っぽい事を書いてるような、そんな印象も受ける。それとも、松本聡香こと松本識華(今更こういう本を出して、「本名は嫌です」は無理な注文です)は、特殊な生活環境なゆえか、文学的感性が鈍い女性なのだろうか。
 例えば、江川紹子氏後見時代とか、本当はもっと別の事を考えたんじゃないだろうか。何せ彼女とて相当な変人。現在独身ながら男遍歴はなかなかお盛んと噂の女性。松本識華という一人の女性から見て、彼女はどう映ったのか。また、風俗嬢時代、彼女から見てお客さんがどう映ったかなんてとても知りたいところだ。現行のアーチャリー下のオウムの体制とか、本当に彼女が知っていたのだろうか。少なくとも、旧幹部の印象なんてどうでも良いコーナーだ。
 本当にこれが彼女の「血のにじむような肉声」なのか。
 一方、麻原尊師の子どもが通説の6・3・2・1ではなく15人としているが、これは通説を覆すのだから、きちんと根拠(母親の数)を、それこそ周りの大人がフォローして欲しい。昔から「一人残らず手当たり次第若い女性の処女を食いまくった割には、HITしたのが3人は少なすぎる」「けっこう、赤ん坊をレンジでチンしたんじゃないの?」という疑惑・風説はあったのだから。
 自分にとって、この本で一番印象に残ったのは、「村岡達子が匿名でmixiやってた」って事実だった気がする。


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