18.4 情報発信ガイドライン

ネットワークを利用した情報発信が一般的になってきた今日,情報発信のマナーの問題が顕在化してきている.ネットワークニュース,ウェブのページは全世界に公開が可能な非常に強力なメディアである.特にウェブに関しては,公開性に加えて,対話性などの機能を考えると,その能力はラジオ,テレビ,新聞などのマスメディアを凌駕しているといっても過言ではない.従来のマスメディアでは,その影響力を正しく行使するために,自主的なガイドラインを作ったり,相互チェックを行なっている.しかしウェブでは,そのような方法が現在のところ充分に整備されておらず,発信者が「自己の責任」で情報発信を行なわなければならないのが現状なので,発信には充分な注意が必要である.以下の"ガイドライン"は,そのためのヒントとして作成した.なお,ガイドラインは網羅的ではないので,「このガイドラインにないものは許されている」というものではない.ガイドラインを守ったとしても,自己が発信した情報に関する最終的な責任は自分にあることを,充分認識されたい.より一般的な規則である「東京大学情報倫理規則」及び「東京大学情報倫理運用規程」にも従うこと.

教育用計算機システムのアカウントを用いて電子メール,ネットワークニュース,ウェブ等による情報発信をする場合は,少なくとも,以下の条件のもとで行なう ことになる.

これらを考えて適切な内容であるかを充分検討してから公開するように心がけるようにしてほしい.条件に抵触する例を以下に示す.

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