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富山市の愛育園に届けられたのは
ピンクや紺色などのカラフルなランドセル5個 |
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漫画のキャラクターなどを名乗る匿名の人たちからの寄付が続いています。
14日も県内の児童養護施設に子どもたちにあてたランドセルや現金が届きました。
「富山市の愛育園に現れた伊達直人は、夜、人知れずひっそりと、こちらにランドセルを置いていきました」
富山市の愛育園に届けられたのはピンクや紺色などのカラフルなランドセル5個でした。
13日午後9時ごろ、体育館の夜間開放に来ていた利用者の女性が玄関の郵便受けの下にランドセルの箱が積んであるのを見つけました。
箱の間に挟まっていた手紙には「伊達直人と足ながおじさん」の署名。「自分を大切に」などと書かれた子供たちへのメッセージが添えられていました。
そして、取材中にも寄付が届きました。
「これは伊達直人さんですね」「中身は?」「5万円入ってますね」「これはいつ届いたんですか?」「たった今ですね」
取材中に郵送されてきたのは現金や図書カードでした。
県内には富山市の愛育園とルンビニ園、高岡市の高岡愛育園と3か所の児童養護施設があり、この2歳から18歳の子どもあわせて183人が入所しています。
3つの施設には13日夜から14日午後3時までに現金や文房具など13件の寄付が寄せられました。
施設に入っている子どもの多くが、親はいるものの虐待や経済的理由などで親元では育てられない状況にある子供たちです。
「どういう状況であっても子供がきちんと青空仰いで生きていけるように支援してくれたら嬉しいなと思います」
漫画「タイガーマスク」の伊達直人などを名乗る匿名の寄付はき14日までに25件にのぼっていて、それぞれの施設で子供たちのために有効に使っていくということです。
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