試験場について

試験場については、高等学校卒業見込者の場合は、在学する高等学校からできるだけ近い試験場、高等学校卒業者等の場合は志願票に書かれた住所からできるだけ近くの試験場を指定することにしています。しかし、志願者の分布や使用施設の収容数、男女トイレの数などまで考慮しなければなりませんので、すべての志願者が、最寄りの試験場に指定されるとは限りません。
たとえば、下の図のような場合、志願者Ｂさんが最寄りの試験場①ではなく、少し遠い試験場②に指定されるということがあります。試験場①でも遠い志願者Ａさんが、更に遠くの試験場②に指定されないようにするために、このようなことが起きます。（『受験案内』28ページ参照）

 
 　　　　　　　　　(試験場①に指定)　　　　　　　(試験場②に指定)

試験場については、どの地域に住んでいるからどの試験場と決まっているわけではありません。その年の志願者の数や分布により試験場を決定しますので、昨年とは異なる試験場が指定されることもあります。

試験場の変更はできません。指定された試験場以外では、いかなる理由があっても受験はできません。

開門（開場）の時間については、試験場によって異なります。受験票に記載されている「問い合わせ大学」に問い合わせてください。

試験場の外に出ることはできますが、試験場構内に入る際に、受験票の提示を求められることがあります。

試験当日、交通機関に遅れや運転の見合わせが生じているときは、試験場で試験時間の繰り下げ等を行うことがありますので、とにかく試験場に向かってください。また、繰り下げ措置の対応について、駅の放送などでアナウンスをすることもありますので注意してください。