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菅直人首相は6日、民主党の岡田克也幹事長、輿石東参院議員会長らと官邸で会談し、12日に党両院議員総会を開く方針を決めた。13日の定期党大会を前に、政権運営に批判的な議員らの「ガス抜き」を図るのが狙い。首相は小沢一郎元代表が出席意向を示した衆院政治倫理審査会を今月下旬召集の通常国会前に開催することを含め、国会審議で野党から協力姿勢を引き出すための態勢づくりを指示。国会の空転回避に向け「野党の考えを聞いた方がいい」と野党との調整開始も求めた。
24日か28日を軸に検討している国会召集日は、野党の出方を見極める必要があるため結論を持ち越した。
会談で首相は「(通常国会の)立ち上がりから、しっかりとした議論ができるような態勢をつくってほしい」と強調。召集前に政倫審を開催し、政治とカネ問題に一定の「けじめ」をつけた上で野党に予算案審議などでの協力を求める考えだ。
両院議員総会では、民主党大会後に断行する内閣改造・党役員人事に向けた見解や、小沢氏の政治資金問題への対応を説明する。
岡田氏は6日の記者会見で、小沢氏が自発的に衆院政倫審の土肥隆一会長に開催申し立てを行うべきだと表明。出席圧力を強め、本気度を試す狙いとみられる。
鉢呂吉雄国対委員長は、自民党の逢沢一郎、公明党の漆原良夫両国対委員長と個別に会談し「召集前に政倫審を開きたい。小沢氏に出席してもらうよう努力している」と協力を要請。逢沢氏は「小沢氏が自発的に出るというなら対応する」と応じた。ただその後、記者団に「これまでの経緯から考えて、小沢氏が自ら出席する可能性はゼロに等しい」との認識を示し、証人喚問をあらためて要求した。
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