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鉢呂国対委員長更迭へ 後任に渡部氏を検討
内閣改造と民主党役員人事をめぐり、菅直人首相は国会運営の司令塔・鉢呂吉雄国対委員長を更迭する方向で調整に入った。後任には渡部恒三元衆議院副議長を検討している。
去年の臨時国会で仙谷由人官房長官らの問責決議が可決されるなど与野党の対決が激しくなったことを受けて、菅首相は通常国会を前に鉢呂国対委員長を入れ替えて国会対策を強化したい考え。後任に検討されている渡部氏は06年に国対委員長を務めた経験もあり、自民党など野党側とのパイプ役が期待されている。
他の人事では、岡田克也幹事長、前原誠司外相、野田佳彦財務相が留任する見通しが強まっている。
焦点は政権の要・仙谷官房長官の処遇だが、菅首相は野党側の出方も見極めながら慎重に判断する方針。
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