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首相、ダボス会議出席へ 国会会期中でも開国アピール

2011年1月9日4時2分

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 菅直人首相は今月末にスイスで開催される政財界指導者らによる「世界経済フォーラム」年次総会(ダボス会議)に出席する意向を固めた。28日夜に出発し、29日に演説、30日に帰国する予定。首相は関係部局に準備に入るよう指示した。菅政権は28日を軸に通常国会召集を検討しているが、首相は国会会期の冒頭でも国際会議に出席し、経済連携に力を入れる日本の姿勢をアピールする考えだ。

 政府関係者によると、首相は29日の演説で「今年を日本人全体が世界に羽ばたく『平成の開国元年』にしたい」などと強調、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)交渉などについて、日本の積極姿勢を表明する。米国や中国首脳の出席は不透明で、首脳同士の二国間会談については見通しは立っていない。

 国会会期中に閣僚が海外出張するには国会の了承が必要だが、召集当日の夜に出発して週末の日曜日に帰国する日程を組めば、国会対応との両立は可能と判断した。ただ、対決姿勢を強める野党側の了承が得られない可能性もある。

 首相は8日、首相公邸で民主党の岡田克也幹事長と会談。ダボス会議も含めた今後の政治日程や召集前に行う内閣改造・党人事などについて意見交換した。

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