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4月の東京都知事選への立候補の有無をめぐり蓮舫行政刷新担当相の動向が注目を集めている。蓮舫氏は出馬を繰り返し否定するが、地方選での不調が続く民主党にとって参院選東京選挙区で171万票を獲得した知名度は大きな魅力。党内には待望論が根強く「最後は決断してくれるのではないか」との期待も出ている。
蓮舫氏は7日の記者会見で「現段階では考えていない。(出馬の)要請もないし、その見通しもない」と重ねて否定。ただ「しかるべきところから声をいただけば、検討するのは政治家として当然だ」と、民主党サイドから正式な出馬要請があれば検討は排除しない考えを示した。
昨年10月の会見では「可能性はない」と言明していたが、12月以降は否定する際に「現段階では」と前置きを付けている。周辺は「出馬を選択肢として考えているのではないか」と指摘する。関係者によると、党幹部からの打診もあるという。
当面は、菅直人首相が検討する内閣改造での処遇が焦点だ。党執行部の一人は「閣僚続投なら、途中で仕事を投げ出さないだろう」との見方を示す。逆に閣僚でなければ出馬の可能性が高まる。
都知事選では石原慎太郎知事が4選を目指して立候補するのかどうかを各党が注視。石原氏はぎりぎりに結論を出すとみられる。蓮舫氏も抜群の知名度があるため早期に出馬表明する必要はなく、石原氏の対応をみてからの判断になるとの観測もある。
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