【菅ぶらさがり】仙谷官房長官の処遇「時期も含めて考えている」（１１日夜） (1/2ページ)

　菅直人首相は１１日夜、参議院で問責決議が可決された仙谷由人官房長官の処遇について「時期も含めて考えている」と述べた。首相官邸で記者団の質問に答えた。

　ぶら下がり取材での詳細なやりとりは以下の通り。

【民主党大会】

　−−１３日の民主党大会終了後に首相が記者会見をするという一部報道があるが、会見を開くのか。また、会見では内閣改造や党役員人事について何らかの方針を示すのか

「記者会見については党に任せております」

【仙谷官房長官の更迭問題】

　−−西岡武夫参院議長が会見で、昨日（１０日）首相と面会した際に仙谷官房長官の更迭を求めたことを明らかにした。仙谷氏は「参院の問責に法的根拠はない」と主張しているが、首相も同じ考えか

「人事については今、しっかり考えている真っ最中です」

　−−仙谷氏の処遇はいつごろ決めるのか

「時期も含めて考えています」

【ＴＰＰや消費税の期限設定】

　−−年明けから環太平洋戦略的経済連携協定（ＴＰＰ）や消費税といった課題にについて期限を設けるような発言をしているが、どういう狙いがあるのか

「私が申し上げている平成の開国、さらには社会保障の改革は今日のわが国にとって先送りできない重要課題だと認識しています」