民主党両院議員総会、注文や批判が相次ぐ

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民主党両院議員総会、注文や批判が相次ぐ

< 2011年1月12日 16:51 >
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 仙谷由人官房長官の進退が大きな焦点となっている内閣改造と民主党役員人事について、菅直人首相は12日、14日に踏み切る意向を固めた。これを前に、民主党は12日午後2時から両院議員総会を開いた。

 会場には小沢一郎元代表も姿を見せた。壇上の菅首相や岡田克也幹事長に対し、出席者からは注文や批判が相次いだ。

 菅首相「日本がもう一度元気な国になってきたきっかけは、あの09年の衆議院議員選挙での政権交代だったと言える。そこまで頑張りきれるということをお互いに確信しあいながら、自信を持って前に進もうじゃないか」

 横粂勝仁議員「総理、しっかりしてください。民主党の内紛を国民は求めていない」

 斎藤恭紀議員「マニフェストに書いていないことをやって、書いてあることを実行していない。国民をバカにした話です」

 岡田幹事長「内紛とか、中で争っているという認識は全くございません。疑惑を持たれた場合には、きちんと国会で説明するということが重要であると。小沢氏の方からも、政治倫理審査会に出て話をするという話もいただいている。それがなされれば、この問題は一つの区切りになると」

 また、総会では「消費税の問題や尖閣問題での対応などがまずかった。国民にもっと丁寧に説明をしてほしい」「このままでは4月の統一地方選挙は戦えない」などと、代表選で菅首相を支持した議員からも注文や批判が相次いだ。しかし、菅首相への退陣要求などの声は出ず、総会は午後3時半過ぎに終了した。

 こうした中、菅首相は12日朝、岡田幹事長に対して内閣改造を14日に行うことを伝えた。最大の焦点は仙谷官房長官の処遇だが、首相側近の一人は「菅首相は代えたくないだろうが、代えざるをえないと思っているようだ」と話している。しかし、首相周辺には「続投させるべきだ」との意見も残っており、後任の調整も絡んで、まだ紆余(うよ)曲折も予想される。

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