仙谷氏「やむを得ない」首相判断に理解

　仙谷由人官房長官は１３日午前の記者会見で、１４日の内閣改造に伴い交代することについて「与党が野党の言っていることを懐深く受け止める必要があるならば、やむを得ない」と述べ、菅直人首相の判断に理解を示した。

　ただ、参院の問責決議を受けた形で交代することについては「憲法論的に無理筋だという主張は変わらない。無理が通れば道理が引っ込むという話になるのではないかと心配している」と述べた。

　交代によって国会審議が円滑に進むかどうかについては「審議拒否という手段を使ったスケジュール闘争はそろそろやめにすべきだ。（交代は）その必要条件の一つになるのではないか」と期待感を示した。（共同）

　［2011年1月13日12時46分］