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横澤さん通夜、ひょうきんファミリー沈痛 (2/2ページ)

2011.1.14 05:04
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横澤さん通夜、ひょうきんファミリー沈痛
笑いにこだわり、多くの芸人を育てた横澤彪さん。自ら選んだ遺影の笑顔がその人生を物語っていた=東京・大田区 (撮影・財満朝則)【フォト】

 横澤さんの代表的な番組で、自身も神父役で出演した「オレたちひょうきん族」。同番組からブレークした芸人は多く、松本明子(44)、コント赤信号の小宮孝泰(54)らが駆け付けた。

 当時の人気コーナー「ひょうきん懺悔室」で横澤さんの神父役に対し、“イエス様”を演じたブッチー武者(58)は「私の人生を変えてくれた恩人」と同番組でみせた“バツ”のジェスチャーを見せ、「これは横澤さんをなくした悔しさです」と唇をかんだ。

 ブッチーは横澤さんの最後のテレビ出演となった昨年9月のNHK「爆笑問題のニッポンの教養」でも共演。「勢いのあった時代にいい思いをさせていただいた。本当にありがとうございました」と涙をこらえた。

 また、「ひょうきんベストテン」に登場し、バラドルのさきがけとなった松本は「中森明菜さんのモノマネで、売れない私を拾ってくれた。隅々まで配慮する大プロデューサーでした」と目を赤くした。

 同コーナーで島田紳助(54)と司会を務めた元フジテレビアナウンサーで女優の山村美智(54)は「ニュースを読むだけの女子アナをバラエティーに導き、多くのことを学びました」と振り返り、「あたたかくてスマートな人でしたが、スタジオでは厳しい目で収録を見つめていた。もう1度、お会いしたかったです」と偲んだ。

 式場にはビートたけし(63)、明石家さんま(55)ら横澤さんに育てられた芸人からの献花がズラリと並び、その功績が偲ばれた。「いいとも!」で全国区になった鶴瓶は多忙の合間を縫って参列。コメントはせず、神妙な面持ちで会場を後にした。

 葬儀・告別式は14日午前11時から同所で。葬儀委員長は横澤さんの同期で、前フジテレビ社長の村上光一氏(70)。

【主な参列者】

笑福亭鶴瓶、ビートきよし、兵藤ゆき、蝦子能収、松村邦洋、松尾貴史、つのだ☆ひろ、中山秀征、松本明子、田中康夫、小宮孝泰、山村美智、三遊亭小遊三、毒蝮三太夫、東貴博、西山喜久恵、松金よね子、日枝久、山下洋輔(順不同、敬称略)



この記事のフォト

笑いにこだわり、多くの芸人を育てた横澤彪さん。自ら選んだ遺影の笑顔がその人生を物語っていた=東京・大田区(撮影・財満朝則)
弔問に訪れた、笑福亭鶴瓶
弔問に訪れた、松本明子(左)と中山秀征(右)
弔問に訪れた、松尾貴史
弔問に訪れた、山村美智
弔問に訪れた、フジテレビの日枝久会長
弔問に訪れた、松村邦洋
弔問に訪れた、兵藤ゆき
弔問に訪れた、つのだ☆ひろ

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