小倉百人一首の日本一を競う「第57期名人位・第55期クイーン位決定戦」(全日本かるた協会主催)が8日、大津市の近江神宮であった。名人位戦は永世名人の会社員、西郷直樹六段(32)=東京都葛飾区=が挑戦者の立命館大4年、川崎文義六段(22)=京都市=に3勝2敗で勝ち、前人未到の13連覇を達成した。
クイーン位戦は永世クイーンの立命館大3年、楠木早紀六段(21)=京都市=が、3年ぶり2度目の挑戦となる会社員、山下恵令(えれ)六段(25)=東京都国立市=に2勝0敗で勝利。7連覇を果たし、渡辺令恵永世クイーンの14連勝記録と並んだ。
毎日新聞 2011年1月8日 20時59分(最終更新 1月8日 21時25分)