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蓮舫氏留任、都知事選「可能性低くなった」 関係者落胆

2011年1月14日22時6分

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 蓮舫氏が行政刷新相に留任したことで、東京都知事選立候補に期待する関係者らは「可能性が低くなった」と落胆の色を隠せない。抜群の認知度で昨夏の参院選・東京選挙区で過去最多の170万票を獲得した蓮舫氏が出れば、民主党の劣勢が予想される統一地方選の「目玉候補」になって党勢を巻き返せる、との目算があったからだ。

 蓮舫氏が将来の首相を狙うとすれば、いずれ衆院へのくら替えが必要になる。周辺では、今回は蓮舫氏を閣僚から外して一時的に別のポストに起用し、都知事→衆院くら替え→いずれは首相――というシナリオも練られていた。

 蓮舫氏自身はこれまで、都知事選について「現段階では考えていない」と繰り返し、可能性を微妙に残す姿勢をとってきた。しかし、閣僚留任で、関係者らは「直前に出馬しても『閣僚投げ出し』の不評が出る」「留任させた以上、首相から出馬を要請する可能性は低い」とため息を漏らす。

 ただ、蓮舫氏は「政治の父」と慕う仙谷由人前官房長官の交代を快く思っていないはずだとして、菅内閣に見切りをつけて知事選に傾く可能性は残っているとの見方もある。

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