アヴローラおくしり (江差〜奥尻) 【ハートランドフェリー(株) 旧社名:東日本海フェリー(株)】 評価:★★ |
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天皇陛下も乗船された名誉あるフェリー | |||||||||||||||
アヴローラおくしり(奥尻港) |
北海道江差町と奥尻島を結ぶ連絡船。もう一方のせたな航路は季節運航となるが、こちら側の航路は通年運航される。基本は江差起点の1日2往復であるが、真冬の閑散期は奥尻起点の1往復に減便される。平成11年には天皇陛下の奥尻視察に際して「お召し船」として瀬棚〜奥尻〜江差と運航されたという、フェリーでは数少ない名誉ある船である。 平成11年就航。総トン数2200トン。 (利用時期:平成18年9月) |
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Cabin〜船室は快適か? | |||||||||||||||
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Public Space〜営業施設・公室は充実しているか? | |||||||||||||||
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Infomation〜船内案内・感想など | |||||||||||||||
船内の配置、設備は利尻礼文の航路も含めて、ほぼ全船共通となっている。船の新しい、古いで内装の差はややあるが、どの船に乗っても極端な差がないので公平なサービスを受けれると思う。 切符売場で「1等で」と言うとラウンジと和室のそれぞれの写真と値段を記載したものを見せてくれたが、上等席の販売促進のために窓口に掲示してはどうだろうか?ちなみに1等は事前予約ができる。(2等は団体以外は予約不可) 上等級のサービス、設備にはやや物足らなさもあるが、航海時間を考えると仕方がないかと思う。要は夏の繁忙期の場所確保といった意味合いしかない。混雑した船内でなら、あの1等ラウンジは快適そのもの。閑散期は経費で乗船しているビジネス客か物好きヲタ位しかあまり利用はないと思う。(利用した日は建設会社風のビジネス客と私だけ) 当航路では乗船名簿の記入は不要。2等の場合は自動券売機で切符を購入する。1等や車両の場合は窓口での購入となる。余談だが乗船時の改札では昔駅でみかけたような鋏を入れていたのにビックリ。(切符は普通のペラペラの紙だけど) 東日本海フェリーの船名は特に新しい船ほど意味のわかりにくいカタカナなのだが、同社のHPに由来が説明されている。本船の「アヴローラ」とはロシア語でオーロラの意味で、奥尻の復興をイメージして命名されたとの事。うーん、難しい。考えた人はすごい? 出港後、救命胴衣についての説明のテープ放送が延々と流れるが、実演もビデオ放送もないのに、「バックルを云々・・・」と早口で説明されてもよくわからない。それよりも図説を救命胴衣格納庫の扉に掲示してはどうかと思う。(現状では???と思うような場所に掲示) 江差港へ(から)の公共交通機関でのアクセスはJRよりも函館とのバスの方が便利。港から国道に出てすぐの所にバス停がある。(すぐそばにコンビニあり)もっとも今回利用時、バスを利用したのは私1人だったようだが。車を江差におきっぱにして乗船する人もけっこういるみたいだった。 大変失礼な表現かも知れないが、地方の離島航路ながら、会社のホームページには便ごとのしっかりとした就欠の運航情報の提供があるので、海上荒天が予想されるときにはたいへん重宝する。これなすばらしい配慮だと思う。 |
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更新履歴 | |||||||||||||||
H18.09.23 新規掲載 | |||||||||||||||
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