フィルイーズ宗谷 (稚内〜利尻島・礼文島) 【ハートランドフェリー(株) 旧社名:東日本海フェリー(株)】 評価:★★ |
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1等椅子席は失敗だったのかな? | |||||||||||||||
フィルイーズ宗谷(稚内港) |
稚内と利尻島と礼文島を結ぶ日本最北端のフェリー航路。わずか2時間足らずの近距離の離島航路なのだが、それらしくない大型で比較的新しいフェリーが就航している。船内には食事の販売こそはないものの簡単な売店や上等級の設備があり、必要十分なサービスを提供していると思う。この会社の船はどの船もほぼ同一仕様なのだが、本船だけに何故か1等椅子席が設置されている。この船から船名の付け方が複雑になった? 平成13年就航。総トン数3500トン。 (利用時期:平成19年5月) |
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Cabin〜船室は快適か? | |||||||||||||||
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Public Space〜営業施設・公室は充実しているか? | |||||||||||||||
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Infomation〜船内案内・感想など | |||||||||||||||
以前は乗船名簿を記入していたように記憶しているが、船員法施行規則の改正で旅客名簿について緩和されたことに伴い、この会社では名簿を記入しなくても良くなったようだ。2等の乗船券なら自動券売機でも購入できるし、1等でも窓口に行けばスムーズに発券できる。混雑時には少しでもスムーズに乗船できるように改善されていると思う。 この航路は2等の予約は受け付けていない。夏季繁忙期は不安があるが、それ以外の時期なら問題ないと思う。バイクも予約ができないようだ。旅客で予約できるのは乗用車、1等ラウンジ、1等和室、団体の2等のみとの事。本船のみに設置されている1等椅子席は配船の都合か予約を受けていない。 1等(ラウンジ、和室とも)の乗船券が「乗船券」と「座席整理券」の2枚となる。ホッチキスで止められてどちらも入鋏、回収されるので無理に2枚にする必要はなく、1枚で発券して座席番号を印字すれば良いのではないかと思う。2枚にしなければならない何か特殊な事情があれば別だけど。 今年のドックから、室内での喫煙が全面的に禁止されて船尾の外部デッキのみに限定されることになった。夏場ならまだ良いが、冬季はマイナスが当たり前の極寒の地で、しかも海上大時化の日も外で吸えというのだろうか?分煙は世間の常識となりつつあるのはわかるが、過度な嫌煙権に合わせるのはどうかと思う。室内にも喫煙場所を設けた方が良いのではないだろうか? 初夏から秋口にかけて、登山客や観光客で便によっては大変混雑するようだ。特に稚内を朝出港する便に客が集中するようだ。こういう時期なら、上等級としてはやや見劣りのする1等やラウンジの価値が相対的に高くなると思う。2等が混んでいるなら1等ラウンジは天国。団体の観光客も混雑を嫌って船内で変更をかけてくる位。だが、逆に閑散期で揺れるような日の場合、2等の大部屋の方がむしろ快適なような気がする。 稚内〜礼文島間で乗船する場合、季節によっては利尻島経由便となる便がある。近い時間帯に直行便もあるので、一般には避けられる傾向があるので、利尻〜礼文間はすいていることが多い。ヲタ的には同じ運賃で長く乗れて、途中寄港が楽しめ、しかもすいているのでお買い得な便だと思う。 |
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更新履歴 | |||||||||||||||
H19.05.13 新規掲載 | |||||||||||||||
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