富士 (清水〜土肥) 【株式会社エスパルスドリームフェリー(駿河湾フェリー)】 評価:★★ |
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富士山を眺めながら絶景の航海 | |||||||||||||||||||||
富 士(清水港) |
清水から伊豆半島の土肥を結ぶフェリー航路。少し前までは2隻体制で運航していたが、1隻となって便数が減り、航海時間は「わずか65分」でも待ち時間が長くなってしまった。利用した時はトラックの姿は少なく、乗用車や観光バスが多い印象で、遠方からの団体旅行のコースでも「駿河湾クルーズ」としてコースに組まれているのをよく見かける。天気が良ければ駿河湾から富士山を眺めながらの航海を満喫できる。 平成17年就航。総トン数1500トン。 (利用時期:平成22年8月) |
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Cabin&Public Space〜船内は快適か? | |||||||||||||||||||||
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Infomation〜船内案内・感想など | |||||||||||||||||||||
船内放送で、景色や船内の案内が頻繁に流れる。観光色の強い航路ならではだとは思うが、仮眠するにはやや辛いかなと思う。 混雑しやすい陸路より早いとはいえ、離島航路でもないのにわずか65分の航海時間で旅客運賃2200円はやや割高に感じるのは否定できない。車両運賃も一般的な乗用車で6000円、繁忙期は1000円増しとなるので、旅客運賃ほどではないが。やはり割高感がある。遊覧船の要素もある楽しい航路だとは思うが、船に乗ることも目的の1つとして考えなければ、利用しにくいなと感じる。 目的地で下船しないで往復するヲタ向けの遊覧チケットも販売している。片道運賃2200円のところ、下船なしの往復で2640円なのでこちらはお得感がある。 特別室のチケットは船内の券売機で券を購入して、胸に名札のように付けておく仕組み。名札のように付けるのは夏で汗をかいたシャツに付けてもすぐ落ちるし、団体旅行みたいで何だかなあ・・・と感じる。余計なおせっかいかも知れないが、不正防止のため時刻をもっと目立つように印字した方がいいと思う。 乗船駐車場の係員や、車両誘導の船員さんの乗客に対する接客態度は大変良く感じた。現場の作業に従事する人達まで、接客態度への意識向上の気持ちが浸透していると感じた。陸路でも行けるのにわざわざフェリーを選んでくれる人がいないと航路が維持できないという危機感を感じているのだと思う。横柄な態度で誘導をする大部分の他社は見習って欲しい。 本船の航行区域は平水の資格との事。駿河湾の北側は平水区域なのだと知って少し驚いた次第。 |
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更新履歴 | |||||||||||||||||||||
H22.08.31 新規掲載 | |||||||||||||||||||||
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