ははじま丸 (父島〜母島) 【伊豆諸島開発株式会社】 評価:★ |
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父島から更に南へ、母島への定期船! | |||||||||||||
ははじま丸 (父島二見港) |
父島と母島を結ぶ小さな定期船で地元では「はは丸」と呼ばれる事が多い。建造にあたっては母島住民の要望を取り入れたとの事で、離島航路離れした美しい形で、横揺れ防止装置としてフィンスタビライザーも装備している。欠点はやはり船体が小さいが故に揺れることがあるという事か?運航スケジュールは「おがさわら丸」と連絡するように組まれているので日によって異なり、利用の際には確認が必要である。 平成3年就航。総トン数490トン。 (利用時期:平成18年2月) |
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Cabin&Public Space〜船内は快適か? | |||||||||||||
船内には客室があるだけで、公室はなく、客室乗務員も居ない最小限の構造。
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Infomation〜船内案内・感想など | |||||||||||||
「おがさわら丸」との接続便は混雑する事が多いようなので、乗船は早めにしたほうが良い。私が利用した日は、最後の方に乗船した人は椅子席・大部屋とも空席はあるものの寝そべる等で占拠されていて座りにくく、仕方なく通路に座っていた人が何人かいた。但し、父島から母島への接続の場合、早く乗船しようとすると昼食にありつけないという欠点が・・・。東京でパン等を確保しておくと良いかも。(ちなみにお湯はないのでカップラーメンは意味無し) フィンスタビライザーを装備しているものの、船が小さいが故、揺れ易いことは否定できない。スタビライザーの効果で無理に横揺れを止めようとして力がかかり、かえって不自然な揺れ方をするような気がした。母島へ行きたくても船酔いが心配で父島で止めてしまう人や、本船の揺れに苦しんでいる人が多いと思う。そういう人はお金はかかるけど快適な1等は如何?(飛行機のスーパーシートやJRのグリーン車に乗る事を考えれば時間あたりのコストパフォーマンスは悪くないと思うが) 航行する海域はシーズン中にはクジラの姿を見られることも多いそうで、やや時化ていた航海中、潮をかぶるデッキで必死に双眼鏡を持ってクジラを探している人が何人か居た。 本船の乗船券は現地のみで発売となるので本土の旅行代理店等では購入できない。事前の予約も受け付けていないので1等の予約もできない。また、航海距離が短いので学生割引は扱っていない。 |
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