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佑フィーバーで沸く日本ハムの千葉・鎌ケ谷スタジアム内に“臨時派出所”が出来ることが13日、わかった。ドラフト1位斎藤佑樹投手(22)=早大=が参加する16日の新入団選手歓迎式典に、最寄りの鎌ケ谷署が、球場内や周辺道路の警備を目的に初めて約50人も警察官を配置することが判明。球団では1997年の球場設立以来初めて場内の部屋に警官用「詰め所」を設けることも決めた。万全の態勢でトラブルを未然に回避する構えだ。
佑ちゃんがついに警察をも動かした。鎌ケ谷署では今年に入り佑フィーバーによるトラブルを警戒。特に日曜日で多くの観客が集まる新入団選手歓迎式典の日を徹底マークすることを決めた。同署関係者は「当初から斎藤佑樹選手(の入団)により観客が増えることは想定していました。球団の自主警備が主体となりますが、事故防止の観点からです。グラウンドの中まで人がなだれ込んだら困りますし」と、球団が雇った15人の警備員と協力しながらファンの安全を確保するため、約50人もの大量動員を決めた。
この日の鎌ケ谷はまさにイベントデーとなる。午前中には参加者2000人を超える「第37回鎌ケ谷新春マラソン」が開催される。まずそこに鎌ケ谷署の50人の警察官が投入され、午後3時から開始される歓迎会に全員をそのままシフトする予定だ。昨年までは式典に警官を配置したことはなく、せいぜいパトカーが周辺を巡回する程度だった。例のない手厚い警備態勢を受けて、球団では一部の部屋を警察官の待機所として準備。「こち亀派出所」ならぬ「こち鎌佑ちゃん派出所」が一日限定で誕生することになる。
近隣にも迷惑は及ぼさない。合同自主トレ初日の12日には、平日にもかかわらず2500人ものファンが集結。周辺道路では、梨田監督が「近くまで来てから車が動かなくて15分かかったよ」と言うほどの「佑ちゃん渋滞」まで起きた。そこで同署では渋滞を緩和するため一部の信号機を操作することも示唆。同署関係者は「鎌ケ谷の道が全面マヒしてしまうかもしれませんから」と、警戒レベルをMAXにし、スムーズな通行を目指すことを説明した。
12日から2日連続して約200台の駐車場が即満車となり、周辺道路では違法な路上駐車なども頻発したことから、16日には臨時で近隣の中学校の駐車場を借りることも決定。この日も2000人の観客から熱い声援を浴び練習を行った佑ちゃんは「寒い中ありがたいですね」と感謝の気持ちを表したばかり。誰もが安全にトラブルなく声援出来るように。地元署と球団が密着し万全の準備を進めていく。
(2011年1月14日06時04分 スポーツ報知)
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