撮影で使用したさくらんぼのドライフルーツをみて「おいしそう。これ、食べていいですか」。食べ盛りの中学2年生、平井杏奈(14)は働くお父さんを応援するために結成された10人組ガールズユニット、Tokyo Cheer(2)Partyで活躍中だ。
昨年8月の結成後、月に2度のライブ活動を続けてきた。「最近は舞台からお客さんと目を合わせる余裕もできて、楽しくて仕方ないです」と笑顔。3月には「届け! エール 愛言葉」でCDデビューも決定した。
デビュー前は「家でゴロゴロしたりする普通の中学生。勉強も苦手で成績は下の下」と告白。しかし、成績が悪いとステージに立てないという“掟”があり、苦手な数学を中心に猛勉強を開始。
「ヤルと決めたら何も考えずに集中するタイプ」というように「二次方程式を解くのが気持ちよくなってきた」と成績も中の上に急上昇。「中1になって無視してしまうようになった」という父親との関係も「芸能活動を話題に会話するようになりました。けど、いろいろ相談するのはやっぱり、お母さんかな」。
大みそかはNHK紅白歌合戦で同じアイドル軍団のAKB48をテレビで観た。「すごいカッコイイと思ったけど、私たちには素朴さがある。みんなで力を合わせて新しい魅力を生み出すよう頑張るだけです」と誓った。
平井 杏奈(ひらい・あんな)
1996年10月28日、東京都生まれの14歳。中学1年のとき、女優の上戸彩(25)に憧れ所属事務所オフィスジュニアのレッスン生になる。趣味は買い物、ダンス。スポーツは短距離走が得意。1メートル63、B77W59H85。血液型B。2月にはTokyo Cheer(2)Party第2期メンバーの募集もスタートする。