ハミ出し東スポ

最新の記事 一覧

紙面に掲載しきれなかった特ネタ満載!あの人気企画&特集、WEB独自のネタも出しちゃいます。

誰が考えた「のあのあくじ」

2011年01月14日
スポーツ

関連キーワード :プロレス謎と疑問

<プロレス格闘技 謎と疑問>
【Q】ノアの会場で売っている「のあのあくじ」って誰が考えた?

【A】ノアの会場に行くと、売店から「当たるかもしれない。当たらないかもしれない。多分当たらない」と威勢のいい声が聞こえてくる。500円硬貨を握りしめたファンが長蛇の列をなす光景は、どこの会場でも見慣れた光景になった。
 このくじは2002年夏に始まった。実は浅野起州社長率いるIWAジャパンが先に行っていたものだった。ノアが旗揚げ間もないころ、金策に困っていた仲田龍GMが「龍ちゃん、儲かりますよ…」と浅野社長からささやかれたのがキッカケだ。
 古いポスターやパンフレットなど、商品の在庫整理が目的だったものの選手も協力し、ガウンやタイツ、シューズなどを景品として提供。くじ専用の景品も出されるようになった。現在までに売上金額は数億円を超えたもようだ。
 ちなみにノアでは「本家くじ」を名乗り、IWAでは「元祖くじ」と銘打っている。またゼロワンからはスタッフがノアの会場を研修に訪れ、同様のクジを始めた。このほか、ドラゴンゲートなどでも、子供を対象にしたクジを行っている。
 IWAはノアとの全面対抗戦に全敗。傘下企業になるかどうかはすっかり忘れられそうになっているが、仲田氏は「悪魔のささやきが、実は天使のささやきでした。感謝しています」と話す。一方、すっかり売り上げを追い抜かれた浅野社長は「特許でも取っとけば良かった、コノヤロー!」とじだんだを踏んでいる。

この記事をブックマークする Yahoo!ブックマークに登録 はてなブックマークに追加 Buzzurlにブックマーク livedoorクリップに投稿 newsingに投稿 Choixにブックマーク イザ!にブックマーク twitterでつぶやく

一覧を見る

このページのトップへ