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最も参考になったカスタマーレビュー
7 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 1.0
係争中の被告が、一方的内容の本を出す意味とは?,
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レビュー対象商品: 首長パンチ--最年少市長GABBA奮戦記 (単行本(ソフトカバー))
「佐賀県・武雄市民、そして、市外・県外・日本中から感動の声、声、声!」 とは、
何かの宗教やMLMの組織と見まがうような、凄まじい宣伝文句です。 著者の前作と同じように「大仰な賛辞」がレビューにも並んでいますが、 この奇書の内容は、彼のブログとまさしく同じ「誹謗中傷のオンパレード」。 情報操作三昧のブログをそのまま書物にしただけです。 樋渡啓祐市長は、市民病院民間移譲をめぐり不当に安い金額で譲り渡したとして、 21億円もの損害賠償請求を現在市民から起こされています。 本書は、裁判を有利に進めるためのアドバルーンでしょうか? ブログでも恥も外聞もなく大宣伝中。 市民病院問題をめぐっては市民有志にリコール運動を起こされ、 リコール成立前に樋渡啓祐市長は逃げ出しています。 堂々と受けて立った阿久根の竹原信一氏とは違って・・・。 それらの経緯については本書ではもちろん自己正当化に終始しています。 敵対者をとことん悪者に仕立て上げ、彼の主張を一方的に書き綴っただけのスタイルは、 天敵を口汚く罵る、どこかの宗教新聞のようです。 なお「樋渡啓祐の賛美番組」でネット検索をしてみて下さい。 著者がフジテレビ新報道2001に出演した件について、 放送上どんな問題が生じているのか、その一端を知ることができるかもしれません。
21 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 1.0
書いたもん勝ち,
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レビュー対象商品: 首長パンチ--最年少市長GABBA奮戦記 (単行本(ソフトカバー))
武雄市の現状を生で知っている方が読んだら、「よくもここまで自分を美化して書けるものだ」とむしろ恐ろしくなるでしょう。
でもその声は小さく、届きません。「書いたもん勝ち」とはよく言ったものです。 本では「弱いものが古き因習をものともせず、どんなに圧力を受けても屈しない」という市長像になっていますが、 現状は市長そのものが権力者であり、反対意見のものには圧力をかけて潰す、周りにはイエスマンだけが集まるという状況です。 レビューに強烈な賛辞ばかりというのも、今の現状をよく表しているのではないでしょうか。 確かにわかりやすい。善と悪の構図。でもわかりやすさは危険です。 起こっている事は単純ではないからです。 それなのに、単純な切り取り方で出来事を説明してもらえると、 受け取る側の知的負担が少なくて済むので、楽なのです。 小泉政権でも、「わかりやすい言葉」にみんな飛びつきました。 その結果はどうなったでしょうか? すべてをぶっ壊した後、何が残ったでしょうか? 現在の武雄市を見る限り、同じ事が起こっているように見えます。 本の中では反対勢力に対する個人攻撃も見られますが、 権力をもち、発言権もある市長が、個人を活字で断罪するということは、 正義なのでしょうか? 市長はブロクでも個人名をあげて批判をされているので、正義だと思ってらっしゃるのでしょう。 反対の立場から考えると、全く違う物語が見えてくるはずです。 この本は、あくまでも「市長の目から見た物語」として読むのが正当でしょう。 「一方聞いて沙汰するな」ということだけは、この本を読む方々に心に留め置いて頂きたいと思います。
27 人中、16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
小説より面白い「実録・武雄市長物語」,
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レビュー対象商品: 首長パンチ--最年少市長GABBA奮戦記 (単行本(ソフトカバー))
地方行政関係者にとって、武雄の樋渡市長といえば「憧れの星」です。
「がばいばあちゃん課」をつくるなど企画力と行動力に溢れ、寂れた温泉町であった武雄を一躍全国に名を売りました。 すごいなぁ、ああいう人が市長だったらなぁ、と多くの自治体関係者が思っています。 かくいう評者もその一人。 「憧れの人」が書かれた本、ワクワクして手に取りました。 うひょっ。ぶっ飛んだ表紙! いかにも樋渡さんらしいや・・・。ワクワク。 読み始めて・・、ページを繰る手が止まりませんでした。 読み終わって・・・、涙が止まりませんでした。 樋渡さんが、「島流し」に遭っていたなんて! 選挙で、あんなに苦労されていたなんて! 首長は単なる市役所組織の長であるだけではなく、政治家でもあることは重々承知しておりますが、それでもこんなに大変だったなんて。 本当に本当に、小説よりもドラマチックです。敬服します。 第2章の終わりにさりげなく置かれていたこの一行に、心がふるえました。 「しかも高槻で僕は、一生の宝物を得ていた。妻である。」 リコール選挙における奥様の演説は最高でした。この奥様あっての首長・樋渡なのだと、しみじみ思いました。 この本は3度目の選挙に勝ったところで終わっています。 カタルシスを残しての見事な終わり方は、エンターテインメントとしても、並の小説を凌駕しています。 しかし、「首長・樋渡」の本格的な物語は、これからのはず。 これからも武雄市政に、要注目です!
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