水産庁は22日、調査捕鯨船で調査を監督した同庁職員が、下船後に鯨肉を受け取っていたとして、職員3人を戒告の懲戒処分としたと発表した。処分は22日付。
同庁によると3人は、2000年から04年に南極海などで実施された調査に参加。帰国後に調査捕鯨船を所有する会社「共同船舶」から、郵送でベーコンなどの鯨肉約3~7キロを受け取った。
さらに監督責任を問い、山下潤次長を厳重注意とした。