January 04, 2011

「我が家の歴史」をみて

普通の生活に戻った。

「我が家の歴史」はとても面白かった。
二号さんの葛藤であり二号さんの息子であるミノル君の悲しさ。

ミノル君はその葛藤の中、クラスメートとほとんど口をきかず、
特殊学級に行くことになってしまった。

ミノル君がどんな大人になったのか、その部分が興味あったんだけど。

まさか「金持ちのプータロー」とか「プロレス団体のタニマチ」とかには
なっていないと思うけどね。

鬼塚大造のカッコよさ。
ある意味、その時代の日本男児の理想像とかヒーローそのもの。
ビジネスをバリバリやって成功させ、妾さんを囲い、
やくざの脅しにも屈しない度胸と根性を持った男。

現代社会では妾さんを囲うのは反社会的というか、
タブーであるわけだが、当時は男の甲斐性とされたわけで、
実にカッコいい。

二号さんである政子の母親のマキさんも粋な人。
大造の浮気が発覚した時に娘に
「二号さんを作る男は三号も作る、アンタそんなことも知らんで二号になったんかね」
と厳しい言葉で娘に試練を乗り越えるためのハッパをかけた。
そして夫の時次郎が亡くなった時には夫の手を取り夫の好きだった歌を一晩中歌ったという。

そして素晴らしく仲のいい家族。これがなによりもよかった。

昭和の日本が凝縮された素晴らしいドラマだったと思う。



jimmysuzukiusa at 11:18│Comments(0)この記事をクリップ!

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