県議会の民主党系会派「民主党・一志会」(鈴木宏治会長)に所属する10議員のうち3議員が13日、離脱して新会派「希望ふくい」(四谷昌則会長)を結成した。
昨年末までに北陸新幹線の県内延伸問題がはかどらなかったため、党籍のある藤野利和議員が無所属の四谷、山田庄司両議員を誘ったとし、「党と距離を置くことが必要かと考えた」と経緯を説明した。だが藤野議員は、離党はしない方針。
一志会の鈴木会長は「3人の離脱は県議選の選挙区の事情があり、やむを得ない。それぞれ選挙で戦い、その後は協力してやっていければ」と話した。【幸長由子】
毎日新聞 2011年1月14日 地方版